花は咲き ちりて
黄金葉(こがねば)に なるまでん
忘るなよ たげに
むとぬ くくる
琉歌

歌いつがれた沖縄の愛の歌の一つ。
 花か咲き そして散り
 その葉がこがね色に変わるまで
 忘れないでいようね おたがいに
 はじめのこころを
琉歌はさまざまな節でうたわれる沖縄の歌曲。こんなはげしい
恋のうたもある。
 恩納岳(おんなだけ)あがた 里が生まれ島 もりもおしのけてこがたなさな 恩納ナべ
  (恩納岳のあちらがわは いとしい人の生まれた村、この邪魔な山をおしのけて こっちに引き寄せたいな)