愛の真なるものは
必ず畏敬の深きところに存す
奥邃
ほんとうの愛はかならず、愛する6ものへの理解と、篤い信頼、深い敬いのなかから生まれる。
奥邃の短い言葉をその『語録』からもう少し書きつけて置く。
それ生命は知るぺくして説くべからず。之を説けば真と違う。
最後のものといえども 生命の存せざるなし,
生命は愛なり、愛は即ち生命。
非常の世に処し、非常の天職を奉ずる者.尋常形式の生活を以て自ら安んずべからず。
メリカで信仰と労働の生活を過ごしたあと、晩年は東京巣鴫に私塾謙和舎をつくり、子弟を養った。 |